日本共産党
川崎市議会議員(中原区)

市古次郎

ブログ
2024年12月16日

一般質問② 給食アンケートについて

※正式な議事録ではありません。

給食アンケートについて教育次長に伺います。

設問1

学校給食費改定の検討に合わせて、保護者、児童生徒を対象に給食に関するアンケートが行われました。

※給食アンケートについて(資料)

貴重なご意見だと思いますので、いくつかピックアップして検討状況等を伺っていきます。まず、保護者から寄せられた声で食材の産地に関する様々なご意見が届いていますが、11月から12月にかけて実施した特別栽培米や有機、地場農産物を使用したSDGs健康給食に対する子ども達の反応はどのようなものだったのか伺います。こういった取り組みは私たちも議会で要望しており、来年度以降も拡大して継続実施していくべきと考えますが、併せて伺います。

答弁1

学校給食についての御質問でございますが、

この度の特別栽培米や有機農産物を使用した給食につきましては、学校給食を通じてSDGSの学びを推進することを目的として、各学校独自の献立を提供する自校献立において小学校3校で実施したものでございます。実施校において、児童からは「お米がもちもちしている」「野菜が甘い」などの声が聞かれたところでございます。多くの学校で有機農産物などを提供するには、価格や流通面で課題がございますが、環境保全等について児童が考える機会につながるものと考えておりますので、今後も取組を進めてまいります。

設問2

環境保全について子ども達が考える機会につながる。素晴らしいと思います。「お米がもちもちしている」「野菜が甘い」この声に裏付けされるようにご飯、おかずも残らず完食だったとお聞きしました。「希望の給食」というドキュメンタリー映画があります。

希望の給食HP https://www.kyu-shoku.net

給食へ地場農産物や有機農産物を導入し注目が集まっている自治体の取組みを紹介し、食と農がつぐむ自治と民主主義に焦点を当てた作品です。都市部の流通等の課題はあると思いますが、ぜひ、川崎版「希望の給食」を継続、拡大して、多くの子ども達に提供する取組みをすすめていただければと思います。

保護者から多かった声は感謝を伝える声が圧倒的多数となっており、私も一保護者として改めて子ども達へ安全で美味しい給食の提供にご尽力されている皆さんに感謝申し上げたいと思います。次に多かったのが「給食回数を増やしてほしい」という声で210件届いています。

私も特に夏休み明けの給食提供について取り上げていますが、全国の小学校の平均給食提供回数は192回、本市は187回で5回少ない状況です。改めて、回数を増やす検討を進めていくべきと考えますが伺います。

答弁2

学校給食についての御質問でございますが、

本市の学校給食の実施回数につきましては、各学校の教育課程に応じて、学校現場の意向等を踏まえながら、教育委員会事務局において上限回数を設定しているところでございます。実施回数の増加につきましては、学校給食の安定的な提供のため、給食提供期間中には実施できない施設の点検や清掃、害虫駆除、設備・機器の更新等の環境整備を実施する期間を確保する必要があることなどから、現時点では、難しい状況にございます。今後も、各学校において計画的に給食を実施できるよう、実施回数の確保に努めてまいります。

設問3

いつもと変わらぬ答弁で残念でありますけども「現時点では」という言葉に託して、引き続き検討を進めていただければと思います。以前も議場で提案していますが、他の政令市では、環境整備を一括ではなく分割で行なって、その課題を克服していることを改めて申し上げておきます。

子ども達からも多くの声が届きました。全体の92%の子ども達が給食について「おいしい」「とてもおいしい」という嬉しい声が届いている中で、ディスプレイお願いします。

好きなメニューについて小学生では、1位がきなこパン、9位のココアパンと合わせて3割以上の小学生達が「揚げパン」と答える結果となっています。揚げパン人気は中学生でも健在で、5位にきなこパンがランクインしましたが、これはただの5位ではありません。市立中学校52校中、学校給食センターから配送されている48校では揚げパンが出ていない中で5位という結果です。中学生の自由記述にも「揚げパン食いてぇ」「きなこパンがなくて悲しい」こういった声が届いています。センター方式では課題があるのかもしれませんが、揚げパンを全ての中学校の給食で提供することはできないのか、見解を伺います。

答弁3

学校給食についての御質問でございますが、

揚げパンにつきましては、中学校給食開始当初から、提供の可能性について検討、試作を重ねてまいりましたが、学校給食センターでは、最大7,200食程度と見込まれるパンを荷受けするスペースが十分に確保できないことや、フライヤーが設置されている揚物・焼物室までの動線が確保できないこと、揚げたパンの熱を冷ますための時間やスペースが取れないことなどから、その提供が困難な状況となっております。

設問4

動線、スペースの課題があるとのことです。最大7200食程度というのは本市で一番大きい南部給食センターの事例(中部4500食 北部6000食)です。例えば、南部給食センターには見学コーナー、試食できるスペースもあるわけですから、中学生達が自分達の給食が作られている「給食センター見学ツアー」を企画して学校側に提案、学年、学級ごと等、小規模で食育も兼ねた形で揚げパンを提供する方法もあると思います。また大阪府池田市は、本市の北部および中部給食センターと同等の延べ床面積を有し、最大で9000食を提供できる給食センターを運営しています。ここでは、子どもたちの要望に応じて、中学校の給食で揚げパンを提供しました。

担当の栄養士さんにお話を伺ったところ、3年間の研究を経て実現したとのことです。子どもたちが喜んでいる様子を見て、栄養士も嬉しく思っていると仰っていました。もちろん本市でも「おいしさ」にこだわったサクサク揚げたての揚げパンを届ける検討、試作を重ねていたとお聞きしました。子ども達の笑顔の為に時間を費やしていただいたことに感謝いたします。ぜひ諦めずに他都市の取組等を参考にしながら、継続して検討を進めていただけたらと思います。また、センター方式ではない自校調理が行なわれている4校の中学校では、揚げパンが提供されているとのことです。アンケートでは「小学校の方がおいしかった」との声もあります。また残食率においても、自校式とセンター方式ではごはん、パン、主菜等の品目で約10%の開きがあります。やはり以前から私達が要望している中学校に給食室設置の方針も併せて検討していただければと思います。

その他にも「自校献立が減ってしまって悲しい」「デザートをもっと出してください」「食べる時間が短い」といった声が届いています。やはり、こういった子ども達の様々な声に対して、できることから具現化していくことが重要です。今回のアンケート結果をどのように受け止め、改善していくのか伺います。併せて、給食費改定の時だけでなく、最低でも年に1回は継続的なアンケートを行なうべきと考えますが、見解を伺います。

答弁4

学校給食についての御質問でございますが、

今回のアンケートにより、学校給食全般にわたっての保護者や児童生徒の二ーズを把握いたしましたので、より魅力的な学校給食を提供できるよう、取組を進めていくとともに、今後も様々な形で、保護者や子どもたちの声を伺ってまいりたいと考えております。

要望

ぜひ、子ども達の声を大切に、その機会の確保に取り組みながら子ども達に健康で美味しく笑顔に繋がる給食の提供につとめていただければと思います。また保護者からは、2017年に実施した同様のアンケートでは一切言及されなかった「無償化」を求める声が多数寄せられています。

東京の子育て世帯の方とお話しした際「川崎では給食費の値上げとともに保護者負担の引き上げも検討している」と伝えると「噓でしょ」と驚かれました。多摩川格差はますます深刻化しています。本市も給食法における保護者負担の原則に縛られることなく、全国的に広がっている無償化についても併せて検討することを強く要望し、次の質問に移ります。


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