一般質問④ 平間駅前、向河原駅前踏切について
※正式な議事録ではありません。
平間駅前・向河原踏切について建設緑政局長に伺います。
設問1
他党の代表質問の答弁の中で、南武線立体交差事業においての平間駅前踏切、暫定対策について、JR東日本と協定を結んだとの答弁がありましたが、その協定内容について伺います。
答弁1
JR南武線連続立体交差事業についての御質問でございますが、
平間駅前踏切の暫定対策といたしまして、踏切拡幅、立体横断施設の設置、両側改札化などの検討を行っているところでございまして、 JR東日本との協定につきましては、暫定対策の検討のため、駅の西側に臨時改札口を設置する両側改札化の事業費や工期の算定などを行う内容となっております。
設問2
ありがとうございます。先のまちづくり委員会での報告資料によりますと、
20210527-3(2).pdf (city.kawasaki.jp)
平間駅前踏切の朝7時~10時の歩行者交通量は今年3月時点で93%が駅利用者とのことですので、両側改札化は有効な策だと思います。近隣住民、商店街への丁寧な説明も含めて検討を進めていただければと思います。また、横断者の安全確保の為にも狭い踏切内の拡幅、こちらも併せて要望させて頂きます。次に向河原駅前踏切について伺います。先日、JR東日本横浜支社へ近隣住民の方々と一緒に向河原駅前踏切へ賢い踏切導入の要望に行ってきました。その際、毎朝、下沼部小学校へ通う児童たちを踏切付近で誘導されている交通指導員の方も同席され、「とにかく下り線通過時の遮断時間が長い。特に8時前後は子ども達が渡り切れず溢れかえる。誘導を終え、毎日、今日も一日、何もなかったことにホッとしている」という切実なお話をされていました。地域の方が行った調査によると、6月9日と14日、両日とも8時から9時の1時間あたり、約50分間遮断されていることが確認できたとのことです。
先の3月議会で、向河原踏切への賢い踏切の導入について、市からも要望を行うとの答弁がありました。この間、その設置要望をJR東日本へ伝えたのか、伺います。
答弁2
向河原駅前踏切についての御質問でございますが、JR東日本と踏切の暫定対策などについて定期的に打合せを行っており、その打合せにおいて、向河原駅前踏切への賢い踏切の導入について要望しているところでございます。
質問3
分かりました。交通指導員の方は、「下り線の遮断時間を少しでも改善してくれればより安全になる」と仰られていました。その際、JR東日本へ賢い踏切が導入された平間駅前踏切の下り線1本あたりの改善時間をお聞きしたところ、1本あたり、およそ27秒の短縮が確認できた。と回答がありました。立体交差事業までの暫定対策として、向河原前踏切への賢い踏切導入は、子ども達の安全面でも有効な策だと思いますので、引き続き、本市からも要望していただきますよう、お願いいたします。最後に、向河原、小杉駅間の近隣騒音対策について伺います。近隣住民の方から改善の声が届き、JR東日本へ要望していた向河原から小杉間のロングレール化ですが、2月に下り線のみ実現しました。近隣の方から片側だけでもだいぶ静かになったとお喜びの声が届き、騒音の改善が図らたわけですが、残りは上り線です。上り線についてもロングレール化を実施するよう、川崎市からも要望すべきと思うのですが、伺います。
答弁3
JR南武線の騒音対策についての御質問でございますが、
下り線のロングレール化につきましては、 JR東日本から、本年2月に向河原駅から武蔵小杉駅間において導入したと伺っております。
沿線の騒音対策として、上り線についてのロングレール化の御要望があることを打合せなどの機会をとらえJR東日本に伝えてまいりたいと考えております。
要望
ありがとうございます。最後に要望ですが、南武線立体交差事業に伴う用地買収対象者の方々は、現在大きな不安を抱えていらっしゃいます。測量まで終え、さぁこれから将来設計をしようとした矢先、突然の白紙ともいえる、都市計画決定延期だったわけです。家の修繕を行うにしてもどこまで費用をかければいいのか、そのうち手放す家だからと中途半端に修繕を行い、もし水害や震災等に見舞われたら誰が責任を取ってくれるのか、とにかく見通しを知りたいし、説明してほしいという切実な声が届いています。ぜひとも、市の運営方針に翻弄されている、不安を抱えている方々に寄り添っていただき、懇切丁寧な説明をしていただくことを要望いたしまして質問を終わります。