2020年1月18日
西加瀬プロジェクト解体工事について
1月17日川崎市生涯学習プラザにて、1月27日により始まる三菱ふそうトラック・バス(株)川崎工場第二敷地跡地)上屋解体工事の計画について、解体工事施工者、株式会社フィールド・パートナーズによる西加瀬プロジェクト解体工事説明会が開かれました。
私も近隣に住む住民の一人として参加しましたので、概要をお知らせいたします。
作業時間
- 日曜日は休工日(土曜日、祝日は作業実施)⇒質疑でGWは暦通りで休工予定とのこと
- 作業時間は午前8時~18時まで(片付け等を前後30分行なうことがある)
工事中の危険防止策
- 解体工事中、敷地外周には仮囲いを設置⇒質疑で現状のフェンス、塀はそのままシートで囲って使用
- 解体上屋外側(敷地境界付近)にシート又はパネルを設置
- 散水を十分に行ない、周囲への解体物及び粉塵の飛散防止に努める
- 火気使用の作業実施の際は、消化器等の消火設備を整備するなど、防火対策に万全を期す
騒音・振動対策
- 騒音・振動によるご迷惑を極力少なくする為、低騒音型の建設機械の使用及び低振動工作の採用を行なうと共に、重機オペレーターには、丁寧な重機作業を徹底させます。
※質疑での補足
3カ所に設置する振動・騒音計はリアルタイム表示し、規制値である振動85db、騒音75dbを超えるとアラームで敷地内の作業者に伝える。
工事関係車両対策
- 工事用車両の入退場には、交通誘導員を配置して、歩行者・通行車両の事故防止、安全確保に万全を期す。⇒質疑で北加瀬の入場ルートは登下校時、日吉中学校付近を横断する子ども達が多くいるので、対策を考えて欲しいとの要望あり
- 工事用車両は協力周辺道路に駐停車せず、速やかに敷地内に入場する
アスベストについて
- 関係法令に基づき適切な石綿のばく露防止及び石綿粉じんの飛散防止対策を行なう。作業にあたっては石綿に係わる特別な教育を受講した作業員が担当する
- アスベスト除去作業前・中・後に作業周辺でアスベスト大気中濃度測定を行ない、飛散がないことを確認する。⇒質疑でアスベストの濃度の定義は?加えて振動・騒音のようにアスベスト濃度を表示しないのか?という質問に⇒測定方法は粉塵が舞っているか、否かの判断になり、僅かの飛散も許されない為、表示はしないとのこと
- アスベスト除去作業にあたってはアスベストの種類に応じて密閉・距離・養生他・周囲4面シート養生を行なう⇒質疑で屋内等についてはビニールシートで密閉し、負圧を発生させた状態で集塵機を使用しての処理、屋根の部分はそのままの形で手作業で撤去していくとのこと。
連絡体制
- 工事期間中、現場管理責任者を常駐させ現場と現場周辺の安全確保に努める
その他の質疑
- 今回解体予定にない8階建ての建物の解体予定はいつか?⇒2021年4月~を予定している。
- 新幹線線路付近にある小さな山は今回の解体作業で撤去するのか?⇒自然災害による上屋破損防止の為の解体作業なので撤去しない。
- 西加瀬の辺りで敷地から生えた木が敷地を飛び出しているところがある。解体工事と合わせて伐採、剪定などを行なうのか⇒木を伐採してしまうと、飛散防止効果が薄れる為、剪定のような方法を考えている。
- 振動75db、騒音85dbとは例えるとどれぐらいのモノなのか?⇒具体的な例は難しいが、大型のトラックが走行すると85dbぐらいの騒音は発生する場合がある。
- トータル何台の搬出トラックで解体するのか?⇒2000台を予定。
- 1日に一番多い想定台数は何台か?⇒多いときは1日80~90台を想定している。
- 解体工事進捗の住民への周知はやってくれないのか?⇒検討する。
- 解体、物流施設建設までの全体的なスケジュールは示せないのか?⇒今年の夏ぐらいには計画説明会ができるよう進めている。
- 外から工事状況が見える様、クリアパネルの設置は考えているのか?⇒既存の塀、フェンスは取り壊さないため、考えていない。
- 万が一アスベストが飛散した場合、対応策は考えているのか⇒法令を遵守し、万全の体制で臨む。
次回は1月18日14時半~15時半、場所は同じ川崎市生涯学習プラザで行なわれます。
http://www.kpal.or.jp/3_gakusyu_plaza/gakusyu_plaza.html
参加できない方は、
〔問い合わせ窓口〕
連絡先 株式会社GSコーポレーション
担当者 垂水(タルミ)さん
電話番号 044-738-1033
ご質問、要望を受け付けているとのことですので、ドシドシお伝えください。
取り急ぎご報告まで。