日本共産党
川崎市議会議員(中原区)

市古次郎

ブログ • 子育て
NEW2026年6月19日

一般質問 給食アンケートについて

※正式な議事録ではありません。

学校給食アンケートについて教育次長、教育長に伺います。

設問1

以前までは給食費の値上げ、保護者負担引き上げのタイミングで対象を絞ってアンケートが行われていましたが、昨年度は2年連続で、対象も全ての保護者、児童生徒に拡大して行われ3月に集計がまとまりました。

給食アンケート⇒https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000185558.html

改めてそのねらい、意義を伺います。

答弁1(教育次長)

学校給食についての御質問でございますが、令和6年度に、給食費の改定に向けて、一部の学校で実施したアンケートにおいて、給食費以外の事柄についても多くの意見をいただき、大変参考になったことや、アンケート対象とならなかった学校の保護者から、意見を聞いてほしかったという声が聞かれたことから、令和7年度のアンケートにつきましては、全ての学校に対象を拡大して実施したものでございます。

アンケートの実施により、児童生徒や保護者の、給食に対する思いや、ニーズを把握することができ、学校給食の充実に向けて、意義のある取組であったと考えております。

設問2

ニーズを把握し、充実に向けた取組として実践して頂いたのが給食回数を増やす取組だと思います。複数回議会で取り上げさせていただきましたので、経過状況も確認しておきます。今年度から小学校で年5回、中学校で15回の実施回数の上限引き上げが実現したわけですが、学校側からの計画状況を伺います。

答弁2(教育次長)

学校給食についての御質問でございますが、

今年度の給食回数につきましては、小学校では上限回数を187回から192回に引き上げ、令和7年度は最大187回、平均して185回だったところ、令和8年度は最大190回、平均して187回の実施予定となっております。中学校につきましては、中学1・2年生で上限回数を165回から 180回に、中学3年生で155回から170回に引き上げ、給食実施回数の比較的多い中学2年生で、令和7年度は最大165回、平均して163回だったところ、令和8年度は最大180回、平均して174回の実施予定となっております。

設問3

平均で比較しますと、小学校で2回と微増、中学校で11回と大幅増となっています。やはりこの差は、給食室への空調の有無と思いますので、給食室への早急な空調整備は引き続き要望しておきます。子ども達の給食の満足度についてです。ディスプレイお願いします。

小学校は24年度92.6%、25年度97.4%が「満足、おいしい」と回答しており、非常に高い結果となっていますが、中学校では24年度87.4%、25年度82.6%と小学校とは開きが生じています。特に25年度は、5.7人に1人の子どもが「おいしくない、あまりおいしくない」という状況です。ディスプレイ結構です。

本市の健康給食のコンセプトである「とにかく美味しい学校給食」に沿っていない状況となっていますが、この要因をどう分析しているのか伺います。また一つの指標として残食率が挙げられると考えます。センター方式において、過去に最も高い値を示していた白米の残食率の直近3年間の推移を伺います。併せて自校調理を行っている中学校の白米の残食率も伺います。

答弁3(教育次長)

学校給食についての御質問でございますが、

中学校給食では、小学校の献立と比較すると、米飯の回数が増えるため、ごはんに合うおかずとして和洋中の様々な料理や味付けのおかずを提供しておりますが、野菜の多い献立や、薄味の味付けなどに自然と慣れ、将来に渡って好ましい食習慣を形成してもらいたいと考えて献立を作成しておりますことから、小学校と比べて生徒の評価が厳しくなる傾向にあると考えております。

直近3年間の白米の残食率につきましては、センター配送校で令和5年度11.1%、令和6年度9.1%、令和7年度8.3%となっておりまして、自校調理校では令和5年度から7年度まで9.5%となっております。残食の多かった献立について、味付けや、使用する食材、料理の組合せ、調理方法など様々な視点から工夫を重ねてきたことや、学校現場における残食を減らす取組の推進、献立コンクールの実施による新たな献立の開発などにより、残食率は減ってきているところでございます。

設問4

センター方式における白米の残食率の改善については、日ごろの工夫、努力の成果だと思いますので、感謝申し上げます。残食率に反比例して満足度が下がってしまうということは、やはりセンター方式での「揚げパン」の提供も含め、引き続き改善に取り組んで頂ければと思います。

次に「なおして欲しい」「改善してほしい」ことでは、子ども達、保護者ともに「デザート、果物の回数が少ない」が最多となっています。

ディスプレイお願いします。

これは2017年に実施したアンケート集計結果の表紙です。よく見てみますと、

旬の果物やデザートなど、子どもたちが楽しく、季節を感じる献立を提供します。と記載があり、吹き出しには「旬の果物等の提供回数を月4回程度に増やします!」と力強いコメントがあります。月に4回程度ということであれば週に1回、5日に一回と想定して、月の20%程度と解釈できますが、24年度及び25年度で20%以上果物等を提供できた月はどれぐらいあったのか、小、中それぞれ伺います。ディスプレイ結構です。一方で、献立作成を行う栄養士さんたちは予算が枯渇してくれば摂取カロリー優先の献立にせざるを得ない状況が考えられます。物価高騰や予算残高の状況を見越した早めの対応が必要です。物価高騰が給食の献立、アンケートで多くの声が寄せられたデザートの提供に影響を及ぼさないよう早めの補正予算を計上する等の対策を講じるべきです。伺います。

答弁4(教育次長)

学校給食についての御質問でございますが、

果物等を20%以上提供できた月の回数につきましては、給食費を改定した平成30年度は、年間11回のうち、小学校が9回、中学校が10回で、その後も同程度の提供状況でございました。食材料費の高騰の影響を受け、令和6年度は、小中学校ともに20%以上提供できた月はございませんでしたが、給食費を改定した令和7年度は小学校が4回、中学校が3回でございました。

果物等は、子どもたちが楽しみにしており、より多く提供できるよう取り組んでまいりたいと考えております。今年度につきましては、令和7年度と同様に給食費の改定を行った中で、 4月以降の物価上昇が、今後、どのように食材料費に影響を与えるのか、現時点では不確かな部分が多くございますので、引き続き状況を注視してまいります。

設問5

ディスプレイお願いします。

デザート出します宣言直後の2018年はほぼ毎月、宣言通り20%以上提供されていたデザート提供回数は、2024年度0回となっています。物価高騰が献立に影響を及ぼし、子ども達の楽しみを奪っていた実態がわかります。「デザートが少ない」アンケートで多くの声が届くのも当然と言えます。答弁の中に「より多く提供できるよう取り組んでいく」とありましたので、ぜひ進めていただければと思いますが、デザートを出す代わりにおかずを減らすなんてことはあってはなりません。先の答弁にありました、白米の残食を減らすために取り組まれている、「おかずの工夫」が後退しては本末転倒です。物価上昇による食材料費の状況をよく見定め、必要に応じ早めの予算措置等に取り組んでいただければと思います。

給食は食育であり、教育の一環です。また代表質問でお聞きした際、教育長からご答弁のあった「子ども達の想いや声を形にする教育活動」の一つとして、給食アンケートは貴重な取組です。今後も「子ども達の声を聞く」取組として継続的に実施すべきと考えますが、教育長に見解を伺います。

答弁5(教育長)

学校給食についての御質問でございますが、より魅力的で栄養バランスのとれた学校給食を提供していくことができるよう、子どもたちの声を聞くことは大変重要であり、また、給食を通して食育の取組がどのように子どもたちに浸透しているかを把握するためにも、アンケートは意義のあるものと考えております。今後も、定期的に調査を実施するとともに、献立コンクールへの参加など、給食に対する主体的な関わりを通して、子どもたちの想いが給食の魅力向上につながるような取組を実施してまいります。

要望

ありがとうございます。子ども達の声を聞き、主体的な関わりを通じて、子ども達、保護者と共にブラッシュアップしていく川崎の学校給食。ぜひ継続して取り組んでいただければと思います。


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