参議院選挙2019を終えて
参議院選挙が21日終わりました。
選挙区、比例共にあと一歩。ホントに惜しい結果となりましたが、ご支援、ご声援いただいた方々に感謝を申し上げますと共に、候補者の皆々様、ホントにおつかれさまでございました。
さて、公示されてから間もなく、4月に大阪へ転勤した友人からこんな声が。
「川崎市ホームページ、転出した人向けの投票方法の説明が分かりにくい。」
今回の参議院選挙の投票日は7月21日。4月1日付で他の自治体に引っ越しされた方は3ヶ月が経過していませんので、川崎の選挙人名簿に残ったままになります。つまり、不在者投票と同じ扱いになるわけです。以下川崎市のHPより。
http://www.city.kawasaki.jp/910/page/0000019049.html
ここで出てくるのが、そもそもめったにない選挙。それに加え、投票日以前ののたまたま3ヶ月以内に転勤、引っ越しするなんてことが更にレアケース、人生に一度あるかないかです。その状況下、引っ越しした新天地で
『俺は投票日が引っ越して3ヶ月経過しないから、不在者に該当だな。』
と、すぐさまピンと来る方がどれくらいいるかというお話。
『俺は普段タイガーマスクだから、サインはタイガーマスクだな』
と、オフで素顔だった三沢さんがファンからサインを求められた時、【タイガーマスク】とサインしたエピソードの様に飛躍が必要…違います、全然違いますね。本題から離れました。
もし転出された方が、上にリンクを貼った川崎市HPの「不在者投票」ページに辿り着いたとしても、そこに記載の該当するケースは
「仕事先」「旅行先」「病院」「老人ホーム」
です。下の方に「転入」の記載はありましたが、「転出」とか「引っ越しされた方」というケース、文言がない。
一方で大阪吹田市のHPには
https://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-gyousei/senkyojimu/oshirase/_96230.html
「吹田市より転出された方」としっかり記載があります。
小さなことかもしれませんが、一手間かかる不在者投票。友人が川崎市の選挙管理委員会に連絡したところ、ホームページ上の説明がわかりづらいという同様の指摘が他にもあったと、職員の方が話されていたのこと。
過去2番目に低い投票率だった今回の参議院選挙。一手間かけてでも投票に行こうと思っている方のご意見はなにより貴重です。
かなりのレアケースと書きましたが、考えてみれば4月に引っ越し、転勤される方は少なくないはずです。同じ不在者投票でも想定されるケースとして「転出された方」「引っ越しされた方」などの記載を追加していただくよう、選挙管理委員会に要望させていただきました。
ということで、改めまして、重ねまして
おつかれさまでございました!