夏休みの宿題
今週の土日はお天気も心配されましたが、なんとか持ちこたえ、ようやく梅雨明け。中原区総合防災訓練も井田小学校で無事に取り行なわれ、
たくさんの防災グッズ、仮設トイレの展示、応急給水拠点マップの配布、アウトドアエコクッキング、AED操作体験などなどなどなど、もう盛りだくさん。私と大庭議員もせっかくの機会ですので…
と、貴重な体験をさせていただきました。
行政、地域で協力しての防災訓練。大変勉強させていただきました。
夕方からは各地で納涼祭、盆踊りなど、雨続きだった子ども達にとって、ようやく夏休みらしいが催しが開催され
だんだん恥ずかしくなって踊らなくなってきた娘の同級生達を
「1曲だけ!」
と誘って踊り始めたら、もうノンストップ。ちょっと隙をついて休憩してたら…
「なに休憩してんの?」
と逆に連れ出され、あるお母さんは、自分の息子に彼女ができたことにヤキモキしながら、あるイケメンの高校性からは
「応援してます!」
なんて嬉しすぎる声をかけられ、それはそれは楽しい楽しい宴でありました。
さて本題です(今から?嘘でしょ?)。
夏休み。楽しいだけじゃありません。中学生になった息子にもしっかり宿題が出ております。「弁論大会の為の論文」という項目があったものですから、何を書くのか聞いてみますと。
『ポイ捨てについて』
とのこと。プラスチックゴミの問題ですとか、ネットで検索すればそれはそれは立派な弁論が書けるかもですが、ここは、まず、住んでる町のことから。日曜日、少し時間が空いた時に、毎朝登校する子ども達の見守りや町の清掃活動に献身的な田中明さんのところへ息子と突撃インタビューへ。
そこでお話いただいたこと。知ったこと。
およそ8年前から掃除の際にタバコのポイ捨ての本数を記録されており…
御年91歳。続けた美化活動、積み上げたデータ。息子の
「なんでやってるですか?」
という教科書通りすぎる素朴な質問に
「なんでだろうね。きっかけはよく覚えてないけど、今は生きがいだね。」
…生きがいとか、なかなか言えないです…かっこよすぎます。
最近はポイ捨てもデータで見る通り減ってきたとか…
町がキレイな状態でいることで、防犯にも繋がると思うとのこと。そういえば…田中さんは中原防犯協会の会長もお勤めでした。
もう一つそういえば、前任の苅宿小学校の校長先生も、元住吉駅から降りて学校までの間、ホントにゴミが落ちていない町と前に仰っていました。
ゴミが少ないキレイな町は、田中さんを始め沢山の心ある方々のご尽力で生まれているんだと、息子と共に勉強をさせていただきました。
ちなみに…
土曜日の朝から町内会、子ども会、地域の方々、台風が近づいている高温多湿という最悪のコンディションの中、汗だくで苅宿盆踊りの準備が行なわれておりました。
今年もあちこちで行なわれるお祭り。心ある沢山の方々のご協力の元で開催されています。
全ては子ども達の笑顔のために。
改めて感謝感謝であります。
ポイ捨てをしてしまう人がこのことを知るのは、もう少し先の話ですかね。
ところで、一体どんな内容になるのか、それでもプラゴミ問題になったりして…何を感じるのも、何を書くのも自由。
今から息子の論文が楽しみです。